毒親だと気づかず過ごしていた子供のころ
単細胞な私
田舎で産まれ、田舎で過ごしていたころ
小さいころ両親は自営業をしていたため、私は手伝いをすることは当たり前だと思っていました。
建具屋をやっていて、私の手伝いはシンナーで余計な所に着いたボンドをキレイにふき取ることでした。シンナーがいけないものだとはしらず、閉め切った工場で次々シンナーでふき取ることをやっていました。匂いはきつく、頭が痛くなることもよくありました。
それでも、終わるまでやりつづけないと「のろまだね。もっと早くやって」と、言われ一生懸命やりました。業務用のシンナーだったのでたぶん強いものだったんだと思います。
しかし、手伝いをやったところでお小遣いがもらえるわけでも、おやつをくれるわけでもありませんでした。それが普通なことだと思っていました。
田舎の怖さは、情報がないことです。知っていればこんなことやらなかったことでしょう。