毒親VS奈緒&バカか・天然か⁉

毒親が私の幼少期から今までどんなことがあったのかを、赤裸々に綴っています。

捨てられていく賞状たち

            少人数の学校

 

人数が少ないと他にも大変なことがあります。

学校から美術や習字を決まった数を出さなければなりません。

毎回長い休みがあると○○美術作品・○○美術コンクール・○○絵画展・習字コンクール・習字展・○○習字コンテスト・・・・・・

普段の時の授業の時も、必ず仕上げて提出しなければいけません。

 

私はなぜか毎回出すと何かしら賞をもらうことが多く、兄はあまり賞をとることはあまりありませんでした。

兄の方をかわいがっていたのもあるのか、私がもらった賞状や作品は捨てられてました。

 

そんな時、学校の授業でこの本を読んで自分で感じたことを自由に絵を描くというのがあり題名は[くじらのあくび]

その絵が県で2位に選ばれ市の文化会館で賞状とトロフィーをもらうことになりました。

急に家族が騒ぎ出し、いつもの態度から一変して褒められました。

文化会館に行くときは家族全員が一緒に行きましたが、いろんな学校の子供たちが前の方に座り親は保護者席に座っていました。

私はどんなふうにやったらいいのかもわからず、とりあえず名前を呼ばれたら壇上に上がり沢山の人が見てる中ドキドキしながら賞状とトロフィーを貰いお辞儀をしてそそくさと席に戻りました。

帰るときには家族が大賑わい、きちんとした外食に連れていいてもらえました。!(^^)!

 

賞状を貰ってから少しして手紙が届きました。

内容は、私が描いた絵を夏休みの友の表紙に使うこと、絵は返さない事が書かれており、図書カードが同封されていました。

 

今までもらった賞状はすべて捨てられましたが、唯一残った賞状です。

しかし、家を出てから10年以上たっているのでいまもあるのかどうかは分かりません。