自給自足生活
食料は買うのではなく作るもの!!
私の家では畑がいろんなところにあり、田んぼもあちこちにありました。
地名で言われてもわからないので、桃畑・栗畑・ゆず畑・野うさぎのいる畑・城跡の畑・キノコ畑・井戸畑・ハウス畑・キウイ畑などがあります。
田んぼは4か所あります。4か所と言ったのは1か所につき田んぼが最低でも3面ありそれを口頭で言うには難しく、しかも車でなければ遠くて行けません。
これだけ言うとわかるかもしれませんが、無駄に山や土地があります。だからと言って裕福なわけではなく、ただただ田舎だからです。
野菜を育てるのも当たり前のようにやっていました。大人でも大変なことを同じようにやらされてきました。
お米も一からやる為、大人も子供も関係なくやることに決まっていました。田植えは基本機械を使ってやりますが、小回りが利かないため、苗がない所は手作業です。その間母は、高い位置から見て苗がないところを指示し言われたところに植えていきます。なぜ母が田んぼに入らないのか、田んぼの中を泳いでいる蛇が嫌だから監督的なことやります。言い分は、「子供の方が体重がかるいんだから」とのこと。子供のころはそれを素直に受け入れやっていました。あちこちやるので一日で終わることはありません。かなりの重労働です。
ということで、家では育てたものを使った料理が定番です。育ててなくても自然に毎年できるものもあります。畑もあちこちにある為夕飯準備のために、山の上にある畑にネギを取りに獣道を歩き行くこともありました。暗いし、祠もあるしで怖くてしょうがありませんでした。崖から落ちなかったからセーフでしょうか?