学校の7不思議
私が通っていた中学校にはよくある7不思議がありました。
山の上に校舎があり、山を降りていく途中に体育館、1番下にグラウンドとプールがありました。
坂道と階段の2通りの行き方があります。
プールは小学生と中学生が共同で使います。その為深さは150cmくらいありました。
小学生で足がとどくことはありません。
だからみんな必死で泳がないと溺れる事間違いなし!!そのせいか泳げない子は誰もいませんでした。
ある意味リアル7不思議です。
階段が7不思議の一つになります。
石でできた階段はあちこち欠けていて気を付けないと200mくらい落ちます。
その階段が下るときと、上がるときで数が変わるといわれていました。
私も友達と一緒に数えてみたら、答えは2人とも違いました。
友達と一緒にいるからと言っても怖くてたまりませんでした。
次に体育館。
体育館は元々はお墓だったところを潰して、その上に体育館を作ってありました。
中からは全部カギができるようにしてありましたが、外からはカギで開けなければ入ることはできません。
体育がある日は職員室に行って先生からカギをかりて開けることになっていました。
ですがたまたま鍵を借りてくるはずが誰も借りに行っておらず、体育館の前で先生が来るのを待っていました。
みんなで待っているとボールをついている音がしました。もしかして誰か借りに行っていて開いてるのかと思いドアを開けようとしましたが開きません。
全員で体育館に入れるところに行きドアを開けようとしましたがあきません。
その間もボールをつく音はなっています。窓からのぞいても人影は見えませんでした。
慌てて職員室に鍵を借りに行き、戻て来ても音は鳴りやむことはなく、全員で一気に入り探し回りましたがボールすら落ちていることはありませんでした。
7不思議ではなく恐怖体験になりました。