黙って言うことを聞くしかない
子供の頃はなぜか親が絶対的な存在だった。
少しづつ出来る事も増え、それに伴い手伝いの幅も広がっていきました。
学校から帰ると椎茸が置いてあり、バケツの上にまな板と包丁があります。
何も言われなくてもわかります。
椎茸のいしづきを切り落とし、千切りにする、それをザルに広げていく作業です。
1日に2時間くらいはやっていました。全部切り終わるまで終わりにはなりません。
暗くなると工場用のライトが設置されます。
椎茸の収穫が終わるまで毎日やらされます。
部活で遅くなろうが関係ありません。
・それだけではなく梅を木からとり種を取ること。
・ゆずを木に登り取ること。
・栗を拾うこと。
・タケノコを取ること。
様々なものをやらされてきました。なぜか兄は飽きて辞めても何も言われません。
私が終わらないままになっていると文句を言われ終わるまで家の中に入ることは許されませんでした。